岸田総理のNY証券取引所でのスピーチ内容をニュースでチラ見しました。

テレビからの音声を流し聞いただけなのですが、終身雇用を廃止してジョブ型に切り替える(厳密に言うと違うのかもしれませんが)、という点がすごく印象的でした。

なぜ印象的だったかというと、ちょっとだけ明るい兆しを感じたからです。

もちろん、岸田総理に限らず今までも同じようなことを言っている政治家は(もしかしたら歴代総理も)いたように思いますが、ほとんど何も変わらなかったような印象です。

今回は、①総理が②外国人投資家に向けて③NY証券取引所で④英語でスピーチをしたという点で、ずっと現実味を増したような気がしました。

なのでこれは本格的に何かが始まるぞ・・・という感じがして期待が持てました。

ただ、現実的に考えると日本は雇用の安定を重視していますし、給与面でジョブ型体系を打ち出したとしても実現にはかなりの時間がかかるのではないかと考えてしまいます。

解雇に関する縛りが厳しすぎるということは、どんな人でも雇用さえしてもらえれば成果を出さなくても給料がもらえるということでもあるので、まずは解雇に関する縛りを何とかする必要があるように思いますが、今までの状況を考えるとやはりかなりの時間がかかるように感じます。

とはいえ、総理が発言されたのですから、必ず何かしらの成果はあります。

期待したいですね。